こんにちは。
筑波大学周辺の賃貸物件でお馴染み、柿本ハウジングでございます。
つくばを歩いていると実に多様な肌の色の人間を見ることができますね。
わたしが今住んでいるマンションにもたくさん海外の方が住んます。おかげでこの一年、元隣人のスペイン人、メキシコ人、コートジボワール人、中国人をはじめ、さらにそのお友達のペルー人、ハンガリー人、トルクメニスタン人なんかともお友達になりました。
さて昨日の話。新しい中国人のお友達。釣りが大好きだというH君。
コイとフナが釣れて、それを食べるというので、H君の家に行ってきました。
コイとフナ。
「ホントニタベタコトナイノ!?クサクナイヨーオイシヨー!」と言われるもののなかなか勇気のいる訪問。
解体の様子から観察しました。まずベランダから洗濯を干すときに使うあのランドリーバスケットをとってきてその中にコイとフナを放流。
そして生きたままのを100均で買ったというハサミで渾身の力を込めて解体していました。
コイにはくさい神経があってそれを抜けば、「クサクナイヨー!」とのことでした。するすると器用に神経を抜くH君。
一連の作業を終えると「ミズステテクルネー」と言って、臓器やウロコの浮くバスケットを持ち出したその先はなんと便器。
「ソヨー、トイレヨー。ナンデトイレツカワナイー?」
確かに。あまりに合理的かつナチュラルすぎる行為に度肝を抜かれると同時に、やけに納得。
浮き袋(臓器の一種)は「ア!コレハナガレナイネー」といって再び便器から拾っていました。
フナはスープに。コイは四川風に煮てくれました。抵抗のあった川魚でしたが、大丈夫。くさくなくて、おいしかったです。
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フナのスープ。一度素揚げしたものを生姜と煮ただけ。フナのエキスで白いスープになる。とても滋養があるんだって。 |
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コイの四川風。辛いけどおいしい。たっぷりの野菜と煮てくれました。 |
中国人はすごいと思う。まず洗濯物とフナ・コイを入れる容器が同じであること。生ごみはいたって自然に便器に流すということ。そして釣った魚は食べるところまで含めての釣りだということ。
魚が入るのであれば何でもよい(容器)、流れるのであれば流してしまえばよい(臓器)、食べられるのだから食べるのが当然(魚)。なんて気持ちのよい生活流儀でしょうか。
魚を採って食べる。本来イキモノとして当たり前すぎることなんだけど、スーパーで買った魚しか食べなくなって久しい日本人に、ああどこのどんな魚だろうとそれは食料なのだった!とイキモノ力を再認識させてくれました。
でもみなさん、便器に内臓を流さないでくださいね。詰まってしまいますから。
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